マレーシアは4分の1が中国人。独特の多民族国家で中国人が経済を動かす。

再開されたホーカー(屋台街)。観光客はほとんどいないので、以前の活況を取り戻すまでの道のりはまだ長いです(@ブキッ・ビンタン)

ここに来て(2021年2月19日より)、活動制限令が緩和され、小売業すべての再開が許可され、レストランもオープンして、クアラルンプールの街は徐々に活気を取り戻しつつあります。
ただ、観光地や見学を伴う施設、イベントやナイトクラブなどの遊興施設などは、まだ閉まったままで、再開の目処も立っていません。
観光目的でいまマレーシアを訪れたら、それはもうホテルに滞在して街で買い物をするぐらいしかやることがありません。
そのホテルも、ささやかなリゾート感を味わうにもプールが閉鎖されています。すでに3ヶ月の滞在で、ビーチサイドのリゾートホテルでも、クアラルンプールのホテルでも、水着に着替えることは一度もありませんでした。
そもそも、そんなことをしたら逮捕されてしまいます。
そういう厳格な規制をマレーシア政府は実行しているのです。これはマレーシア政府に限らず、多くのロックダウンをしている国がそうなのかもしれません。
活動制限例の期間中、街での買い物も、テイクアウト以外の店内飲食も、10キロ以上の移動も禁止されていたことから比べると、いま、その開放感はすばらしいものがあります。

街は一部の店舗や、固定費の小さい屋台のような飲食店が集合したホーカー(屋台集合施設)などは恐る恐る再開しているという状態です。
というのもすぐ政府は活動制限令を連発するからです。
活動制限令の期間の終了間近になると、政府はまたその延長を宣言することが、ここ2ヶ月でも3回もありました。
長期に渡る活動制限令によって、かなり多くのレストランや小売などが壊滅的なダメージを受けています。潰れてシャッターが閉じられた店が軒を連ねているのを見ると、経済が壊死してしまう恐怖が視覚で迫ってきます。
日本にいると感じないことですが、支援策は用意されているようですが、政府は規制に厳格で、ほとんど配慮や考慮をしないと感じます。もちろん親日で心優しいマレーシア人のこと、現場で臨機応変にお目こぼしをしてくれることは多々あります。
きつい政府の規制は、妄想かもしれませんが、政府による国民の管理実験にも思えてきます。マレーシアに限らず、世界の政府は最新のテクノロジーによって超管理型社会への移行を進めているような気がします。

さてここからは陰謀論に近い私の妄想です。
マレーシアも動いています。文句なく親日のマハティールが2度めの首相退陣をした後、現在はムヒディン首相が政権運営をしています。
彼は反対勢力の活動封じ込めにまさに活動制限令を使っていると噂されています。
それは図らずも中国が新型コロナを世界戦略に使っているのと政治的に同期しているような気がします。
多民族国家のマレーシアは中国人の人口が約4分の1。
イスラム国ではありますが、政治はイスラム、経済は中国という感じでしょうか。
南沙諸島での領有権争いで、マレーシアに限らず、東南アジアと中国との関係が悪化しているというトーンの報道がありますが、ミスリードだと思います。
局地的な紛争を拡大解釈して、自分たちに都合よくとらえないほうがいいというのを、クアラルンプールの中華街を歩いてみて改めて感じました。

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