クアラルンプール隔離生活、14日間が10日間に短縮されたこと。マレーシア人のおおらかな気質について。

政府支給のゴミ袋。検疫感があります。

マレーシア保健省が突然、14日間の海外からの渡航者の隔離勾留を、10日間に短縮していました。
まだあと10日近くもこの生活が続くと思うと、ちょっとげんなりしていたところに朗報です。
私は事前に払い込みをして、プレミアムというグレードの隔離生活をしています。5つ星のホテルではなく、地元資本の4つ星ぐらいのホテルです。
もちろん5つ星の外資系高級ホテルのほうがいいでしょうが、部屋から14日間一歩も出られない、プールやジムなどは利用できない、2月にきたときに5つ星の外資系高級ホテルに泊まったときのサービスの質や設備の質があまりよくなかったこと、そして一般価格(レギュラー価格)に比べて高額なことから、真ん中のグレードにしました。
もちろん政府がランダムにホテルを割り振る無印グレードでもよかったのですが(とはいえそれでもクアラルンプールのホテル価格からすると高額)、FACEBOOKなどの情報によると相当厳しい環境ということだったので、恐れをなして真ん中という選択となりました。

10日間に短縮するという情報から、ホテルに問い合わせをしました。担当者とのやり取りは、WhatsAppを使います。プレミアムグレードでは、毎日メニューを選ぶことができます。とはいえそんなにメニューの量は多くはありません。5つ星の高級ホテルだと、これがもっと豪華でフレキシブルなのかもしれませんね。そのやり取りをWhatsAppでやり取りします。
保健省は12月14日以降の海外からの隔離対象者に10日間への短縮適用をするということのようです。
ことのようですというのは、万事曖昧な南国対応が多いからです。誰も正確な情報をもっているわけではなく、突如、ホームページに発表されただけというのが実情らしいからです。
私は「短縮が適用されると思うが、どうすればいいのか?ホテルの回答待ちだ」とういことをFACEBOOKに書き込んだところ、親切な方から「日本大使館に問い合わせたほうがいいよ。ホテルは何もわからないのでは?」というアドバイスをもらいました。
早速日本大使館に問い合わせました。
「適用になるかどうか、まったくこちらではわからない。直接イミグレーションに問い合わせてくれ。なにせマレーシア政府は宣言しても適用方法も、実際適用されるのかどうかも実際にはわからないから」という回答でした。マレーシア人気質は政府からして南国気質というか、のんびりしていて、ちょっとあれだから、というニュアンスです。
これは2月にきたときの高級ホテルの対応でも、感じたことです。
そもそもすでに発表があってから私はクアラルンプール国際空港に降り立ったわけですから、そこで教えてくれてもいいようなものですが、そこはスルーでした(笑)。
そういう感じです。

でもマレーシア人の名誉のためにいっておけば、個人的な感想ですが、東南アジアの中ではとても律儀で親切な人たちだと感じます。
日本人の神経症からすると切れてしまうような場面も多いのですが、普通の人なら約束はきちんと守ってくれますし、イスラム文化のおかげか、街なかでも驚くほど親切な人が多いです。時間にはだいぶルーズですが、それをいちいち怒っているほうがおかしいというのが空気だと、2月に来たときに痛感しました。
日本だったら備品のルームサービスを頼んだらすぐもってきてくれますが、今回は半日は待たされます。まあ隔離の特殊事情だとは思いますが(高級ホテルではさすがにすぐ対応してくれていました)、仕事はきちんとしてくれます。なにせ防護服を着込んでのサービスですからね。むしろありがたいと感じてしまいます。
このゆったりとしたペースに気分をチューニングしていくと、ちっとも不快ではなく、むしろ自分のなかの神経症が洗い流されていくような気がしています。

そうこうするうちにホテルからの滞在についての回答が来ました。
4日間短縮ということだそうです。
短縮になるのだから、安くなるのでしょうか?リファンド(返金)もあるのでしょうか?
「それは保健省に聞いてくれ」
とWhatsAppに書き込まれました。続いて、明日のランチとディナーのチョイスを書き込めという文が続きます。
ということで、いまの状況は、マレーシア保健省にレターを書きました。内容は返金はなされるのかどうか?ということです。それをのんびり待っています。なにせあと1週間ぐらいはこもりきりですから。

考えてみると、この時期海外に出るのはいろいろ不便があって当然ですよね。再入国許可を得るのに数ヶ月もかかって、現場は混乱の極みかもしれません。
1年前ぐらいからの予定を実行できたことだけでもありがたいと思います。
ホテルには保健省の役人やポリス、市民防衛隊(?)の面々が迷彩服で常駐しているようです。
ゴミ袋一つとっても野戦病院のようですね。ウイルス感染というのは日本にいるとマスクをすればたいしたことないという風潮になりますが(弱毒化してくるという説からして、死亡者推移を見ると実際そうなのでしょう)、日本でも第3波の感染爆発が起きてまだまだ予断は許しません。
27度ぐらいで日本の夏ほど厳しくないクアラルンプールの気候は、湿気にはちょっと悩まされますが、私にはかなり快適です。
問題はホテルの部屋に缶詰なので、3食きっちりたべているうちにみるみる太ってきたこと。娑婆に出たらダイエットしないとまずい状態です。

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