茂木外相問題、秋篠宮問題、あいまいさのつけは大きいぞ!

日本への苦い気持ちで気分が悪い。
大きくは2つの出来事による。
第一に、中国王毅外相に対する茂木外相の国辱対応。
第二に、秋篠宮の長女の結婚認める発言問題。
まず茂木問題。
王毅外相は敵陣に直接乗り込んできた。尖閣で日本人の反感が高まっている真っ只中に。強靭な迫力というよりは、日本の政治家をなめきっているのだろう。
案の定、日本の政治家はひとたまりもなかった。
暴力装置と経済を背景に日本に対抗するすべがない。茂木は北関東特有のニヤニヤでごまかすしかなかった。
マスメディアも、ハリボテどころか実態は寝取られただけの外交成果とやらを垂れ流すだけの一蓮托生状態。
今後日本は世界利権の草刈場となってしまう薄ら寒い事態だ。
世界第3位の経済大国の外相が、屹然と王毅外相に反論し直接訪問を失敗に終わらせた小国チェコの外相にはるかに及ばない情けない姿を、全世界に晒したのである。
誰がどう見ても日本は中国に屈服したのだ。
アメリカもあきれているだろう。大統領選挙の権力空白期間をねらった中国のあからさまな罠にまんまとハマって醜態を晒す政治家に。
当事者に真剣味がなく、ごまかしだけの煮え切らない態度では、大本営発表といえども通用しないだろう。
日本的格言に準じれば、茂木はチェコ外相の爪の垢を3万回は煎じて飲むべきだ。
あるいはいま中国に噛みついているオーストラリアの首相の爪の垢を。
経済的にはチェコのほうが追い詰められていたに違いない。だが、国家を代表して対峙する責任者は、まさに命をかけて毅然と立ち向かう、そういうお手本である。

「傲岸不遜で許しがたい」と吠えたのは、共産党の志位委員長(局長というのはなくなったのかな)だけだった。
維新はどうしたのか?橋本弁護士はなにか発言したのか?大阪都構想のようなよけいな利権には大声を張り上げるくせに、中国にはだんまりを決め込む。
まあ噂される維新の血中中国度では当然か。
このタイミングで安倍問題が蒸し返されているのも偶然ではないような気がする。
安倍の右派支持層を左派の連中の追求対応で抑え込んでいるすきに。
権謀術数大好き菅・二階のしわざか?
菅就任後さっそくでてきた安倍再登壇の芽も同時に抑え込もうという。
こんなのばっかでいいのか?
それにしてもこの茂木という輩、信じられないことに今回の会談を外交成果としてfacebookで誇っている。
この人の経歴をみると、栃木県出身、公立中高から東大経済学部、丸紅、読売新聞、ハーバード大学ケネディ行政大学院、その後マッキンゼー。
戦後日本のエリートの脆弱さがまさに露呈した。
問題はこれからこの影響がどれだけ出てくるかだ。
米国民主党政権誕生で、よもや日本が中国の属国にならないことを心から祈念しているのだ。

秋篠宮問題。
これも上に立つ者が毅然としないことで、今後の日本の国是が揺らぐ話である。
天皇になる可能性のある人間が、娘の結婚問題を、その権威をもって制御できないというのはいかなる事態なのか?
天皇の権威が失われるのは、日本国が揺らぐことである。
秋篠宮のイメージは、フランクでちょっとやんちゃな感じで喧伝されてきた。
私のちょっと下の世代だが、茂木と同じく、戦後の高度成長期からバブル期を経て現在に至るまでの豊かさを謳歌した世代として、世界の過酷さに対峙する必要性はなかった。
その精神性がいかに脆弱かが、権力を司るようになって、あちこちで露呈し始めているのが現在である。
だから心地よい日本をそのままにしておきたい、ほっておいてほしいという事なかれ主義に執着するが、そこに飢えた人間から目をつけられてからまれる。
マスメディアの日本すごいもいいかげんにしてほしい。
世界にしろ、個人にしろ、強欲は弱みをみごとなほど見抜き、そこに食らいつく。食らいついて離さない。
その強奪は、奪い貪り尽くすまで延々と続くようにしか見えない。
だから勇気をもって拒否するしかない。命がけの決断とそれを明確に示す態度が重要なのだ。
われわれは幸せの幻想を捨てなければならない。
国難が訪れている。大げさだが、そう認識させられるニュース2つだった。

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