最低!泥棒の分際で、警察に気を遣わせるなんて!(深田恭子:ルパンの娘2)

「ルパンの娘2」が始まった

10月15日からフジテレビで「ルパンの娘シーズン2」が始まった。
シーズン1は話題のわりにはそれほどいい視聴率ではなかったと記憶しているが、無事シーズン2が始まった。
最初からカルトドラマになることが約束されたようなあざとさはあるが、おもしろい。
このドラマは、深田恭子の代表作になりそうだ。清楚強調のワンピースに鳩胸。ちょっと太めに見える。泥棒モードでは赤いベルベット質感のジャージ。ちょっとエロがお約束。
深田恭子筆頭に、結婚したばかりの瀬戸康史がエリート泥棒一家の娘と、エリート警察官一家の息子役。ストーリーは、2人の恋愛が織りなすドタバタ。ロミオとジュリエット骨格のコメディ。

共演者が豪華。
まず筆頭は麿赤兒。1960年代から1970年代に状況劇場や前衛舞踏集団の主宰した日本のカルト演劇の帝王。映画監督の大森立嗣、俳優の大森南朋の父親というほうが通りがいいかもしれない。
深田恭子の両親役が渡部篤郎と小沢真珠。渡部はネジが飛んでそうな、小沢は狂気の演技。マルシアや藤岡弘も濃いキャラが増幅。
突出しているのが深田のおばあちゃん役のどんぐり。
映画「カメラを止めるな」が初めて女優経験だそうだが、麿赤児とともにこのドラマがカルトとなる原動力。
麿赤兒と夫婦役をはれるだけでこの女優のすごみがわかるが、女優経験3年未満というのがすごい。
50歳を超えてのよしもとNSC出身。
人生、何歳からでも変化できるという意味で、超高齢社会の鏡。

過去の栄光から脱しきれないフジテレビ。
かつての最強は、とんねるずの凋落とともに低視聴率の苦海にある。
ゴットタンで、おぎやはぎがフジテレビの社員を称して、「過去の栄光のときのノリにいるよね」。
時間と発想が止まっているということだ。
過去の成功体験はそれが大きいほど脱出が難しい。
お台場に宇宙船のモニュメントのような巨大なビルをかまえて、新宿の河田町を捨ててから、その凋落は始まった。
立派な建造物の建立から企業の調子が悪くなるのはよくある話。
15年ぐらい日枝体制が続いてから、昨年ホールディングス3代目会長の金光修体制が昨年スタートしたばかり。
この人、「私をスキーに連れてって」のプロデューサーだったという。
フジテレビ社長は作家、遠藤周作の息子。
ホールディングスのいまの儲け話は、カジノ誘致だという。

そんなフジテレビをよそに、ルパンの娘はいい。
第1回放送を見る限り、視聴率はよくない。
ちなみに、このクール開始の民放ドラマ視聴率ランキングは以下のとおり。

初回では、リモラブなんかにも負けている。テレ朝の24もよくないが。
どこかクドカンのドラマに似た推移だ。
フローの視聴率はそれほど重視していない可能性がある。
放送時には見ないでも、録画して見る、Tverで見る、ファンはパッケージソフトを買ってみる、というシフトもあるだろう。
トップのTBS「危険なビーナス」は「半沢直樹」の視聴習慣の恩恵かもしれない。

なにはともあれ、ルパンの娘はおもしろい。
あ、そういえば新キャラで橋本環奈が大立ち回りしそうである。
美少女触れ込みがいつの間にかちょっと太めの貫禄のあるアイドルになった。
日テレの水卜アナといい、深田恭子といい、ちょっと太めもテレビ界では女王トレンドだ。
「ルパンの娘」。日本のテレビ界の「ロッキー・ホラー・ショー」となってほしい。

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