「バチェロレッテ・ジャパン」が始まった!中毒者の告白

amazonのprime videoで「バチェロレッテ・ジャパン」が10月9日、始まった。
恋愛ものリアリティ番組をみるような歳ではないのだが、「バチェラー・ジャパン」からハマってしまった。実は、始まるのを楽しみにしていた。
コロナの間はロケは無理だろうから、夏のシーンからすると昨年、撮影は終わっていたのだろう。
バチェラーのシーズン3では、選ばれた女の子をバチェラーが振って、次点になった女の子と結婚するという落ちがあった。
両者はサイテー!と世間では評価されたが、恋愛の不条理がリアルとこうした映像空間で同時に展開して、いかにもリアリティ・ショーにふさわしい混乱を見せていた。
なぜこんなに公開に時間が空いたのかは不明である。昨年の公開には間に合わなかったのかもしれない。
いまの時期なのは、なんとなく夏が過ぎて撮り下ろししましたという感じが必要だったのかもしれない。

オープニング。毎度の幕開きは結婚式場の中庭みたいな場所にきらびやかな電飾とプール。プールサイドに細身の黒いスーツを着て立つ一人の男。ゆっくりとズームしながらおなじみの坂東工が、初代バチェロレッテを紹介する。
坂東工は俳優が本職なのだという。ハリウッドでも仕事をしているらしい。彼が出てくるとバチェラーシリーズへのマインドセットが自動でできてしまう。プログラムの顔である。
私は彼はてっきり博報堂の社員だと思いこんでいた。伊勢丹メンズ館で誂えたようなファッション。いっしょに仕事をしたことのある博報堂の人たちにそっくりだったからだ。彼らはまるで制服のようにダークな細身のスーツを着ていた。
制服かと思ったほどである。組織におけるファッションの伝播が不思議に思ったことを覚えている。
私にはない感覚だ。ちなみに電通にもなかった。もう一昔前のことなので、いまは違うかもしれないが。

「ご紹介しましょう」と坂東工が手を降ると、バチェロレッテ第1号、福田萌子さん32歳のイメージビデオが流れる。海をバックに、真紅のドレスをなびかせた彼女の映像から、自己紹介に移る。
いまの若い日本人のスムーズな自己表現には感心させられる。欧米的に洗練され、板についている。職業はモデル、スポーツトラベラーだという。スポーツトラベラー??なんだそれであるが、トラベラーのほうではスポーツイベントでゲスト参加者として稼いでいるようだ。今年はコロナでたいへんだなと思う反面、どうやら超お嬢(?)らしい。貧乏人が金持ちの心配をしても虚しいだけだけれど。好きなことだけして自己実現をしていく人生。英語も相当達者だ。
身長はなんと176センチ。挑戦者に外人(ハーフ?)が多い理由がわかった。

初代のバチェロレッテということで、4話分がまずアップロードされている。面白いので一気に見てしまった。バチェラーに比べると展開が早いような気がする。あっという間に7人ぐらいになってしまった。
ちなみにバチェラーは結婚を求める一人の男性を巡って、旅やデートを楽しみながら、十数人の女性が最後の一人になるまで恋愛線を繰り広げるリアリティ・ショーだが、バチェレッタは男女が逆転したものである。
ここで男性のバチェラーよりも難しいと感じるのは断り方である。高慢にならないように断る技術が要求されるところだ。
福田さんは完璧だった。彼女は信念があり、批判を恐れずにその信念を表現し、これが小気味いい。女性の支持は高いと感じた。とくにある男性が、このプログラムへの応募を問われたときに、容姿だけを理由にしたことに痛烈な反論を述べたとき、圧倒的な支持を得たと思う。
彼女に比べると男性はまだ幼さが否めない。人生に向き合う深みも彼女のほうが圧倒している。

バチェラーでは、相互の家庭訪問があり、両親も出演する。プログラムの説明によると、撮影に2ヶ月間を要するので、勤め人の男性は仕事を辞めるか、独立している人しか参加できそうにない。
出演者にフリーランスが多いのはそういう理由かもしれない。あるいはバチュラーの最初に出ていたゆきぽよのように、タレントの仕事として出演する人も多いかもしれない。今回もテーラーや美容家のように、宣伝のためと割り切った出演者もいた。たしかにプライベートを晒して、場合によっては炎上の可能性もあるのに、それを超えるメリットがないとそうそう応募できるものではない。どのぐらい応募があったのかはわからないが、3次のオーデションを経て選ばれた出演者なので、選りすぐりには違いない。
そういえば、別のリアリティショーで出演者の自殺者がいたが、そのうちの一人はバチュラーの出演者だった。
過酷なプライベートさらしと引き換えに、究極のアドレナリン放出があると思われる。リアリティーショーを渡り歩くのはなにも計算によってではなく、出演の刺激に中毒になる可能性も高い。
たとえは悪いかもしれないが、AVと似た構造があるかもしれない。プロダクションを通じてブッキングされるタレントや俳優・女優ではないが(中にはそういう人もいるのだろうが無名な存在には違いない)、それ以上に話題になり一気に名前が売れるというのは間違いない。
過激な設定が批判を受けるが、その表現をして初めて価値をもつ場では、それをやりきるしかない。やりきったことで中毒になり、もっとそれを求める。
今回ちょっと注目したいのは中国人のビジネスマンだ。身近に中国人と接することのある人に言わせると、優劣で態度を180度変えるある意味合理主義に徹した、いかにもいまの若い中国人だ。上海と東京で会社を経営しているというが、日本語がめちゃくちゃうまい。
上海の出身者で1990年代に日本留学していた中国人を何人か知っているが、彼らはすごく日本語がうまかった。彼らの習得の早さに驚いたのを覚えている。
私は外国人で日本語が上手い人はたいがい詐欺師かスパイだと思っている。彼がどうかはわからないが、傲慢さの片鱗はあちこちに出ていたので、今後の展開が楽しみだ。
バチェラーのような若い成功者のような出演者が多いかと思ったが、意外にもビジネスマンは中国人だけだった。
背が彼女より高く(低い人もいる)、どうも彼女自身、金をもっているかどうかは重要視していないので、そういう選考になったのかもしれない。
彼女は夫婦になって子供を授かりたいのが目的だと言っていた。まっとうすぎるバチェロレッテに見合う実質のある男性を選ぶことができるか、後半が見ものである。
あとは男同士が体育会系に引きずられてあんまり妬み嫉みのないのが気になるかな。やはりここは中国人に大いに暴れてもらいたい。

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